アンカーポイント烏石鼻は長浜鄉南端に位置し、玉長公路長浜端の入口にあります。火成岩のマグマは地表に流れ出た後、冷えて固まる過程で体積が收縮し、しばしば柱状になります。この柱の隙間に方沸石が入り、海岸山脈南段でよく見られる光景ですが、岩が黒いため烏石鼻と呼ばれています。

侵食が進んでおり、ここでは海蝕柱、海蝕洞、海蝕溝などがよく見られます。小魚やエビ、カニ、貝などが暮らす潮間帯は、生き物を観察するには絶好の青空教室です。台11線は、この付近の眺めが最も壮観。山脈、青空、大海原が一度に見られ、ドライブにものんびり海を眺めるにも最高のスポットです。
