アンカーポイント登仙橋は東富公路の南側にあり、深く切り立った馬武溪谷に掛かっています。日本統治時代、「昇仙峡」には牛車が通行できる鉄製ワイヤー吊橋が掛かっていました。それが登仙橋の前身で、泰源盆地と外部とをつなぐ唯一の通路でした。

現在の登仙橋のそばにはまた別の旧登仙橋があり、これは1953年に竣工した橋ですが、新しい橋の完成後に展望橋として残されています。レクリエーションエリア内には展望台、駐車場、柵、遊歩道などがあります。登仙橋と泰源幽谷では、タイワンザルの群れがしばしば見られ、木々の間で餌をとったり、橋や柵の上を歩き回ったりしていますので、じゃれ合うサルたちの様子を眺めることができるでしょう。
