アンカーポイント「大鳥休憩区」は、台東県大武郷の台9線および南廻公路沿いに位置しており、南廻エリアを訪れる旅行者にとって見逃せない中継地点です。この地は、南廻線沿線で最も人口の多いパイワン族の集落「大鳥部落」にあたります。この部落は、部族の言葉で「パザバルジ(Pacavalj)」と呼ばれ、「沼」や「池のある場所」を意味しています。そこには、原住民と土地との深い絆が込められています。休憩エリア全体は、現代建築とパイワン文化の要素を融合させた設計となっており、訪れる人々が地域特有の部落の風情を感じられる空間となっています。
