アンカーポイント国立台東生活美学館は、台東県政府と通りを挟み、日本統治時代には台東庁武徳殿があった場所であります。武徳殿は1980年に撤去され、建て替えられた今では台東における美学教育の普及、芸術環境を深化させるためのアート拠点となっています。

明るい光が降り注ぐ館内では、地元アーティストの作品やテーマに沿った合同展が鑑賞でき、絵画から彫刻まで、表現方法もマルチメディアから複合メディアまで、作品を通して、アーティストの視点から芸術に対するほとばしる情熱が感じられます。工芸作家が展示室で実演していることもあり、とんぼ玉、い草編み、藍染めなどをいっしょに体験することで、アートを暮らしに取り入れましょう。創造力で自らに明かりを灯すのです。
