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中興崗哨（見張り所）は1957年頃に設けられ、設置当時は鹿野駅と山里駅の間にある「鹿野溪橋」を守る役割を担っていましたが、1982年に鉄道橋梁がルートを変更したため放置されていました。鉄道を守ってきた見張り所は、当然のこととして、線路を見渡せる抜群の視野を誇ります。そのためここは改修前から、鉄道ファンの口コミで広がった穴場スポットでした。

リノベーション後の中興崗哨は建物の外観残しつつ、鉄道ファンが列車を観覧するための展望座席エリアを設け、一階には売店、二階にはオープンエアBarを設置。見張り所の歷史と地元の原住民集落の特色を結びつけ、環鄉自転車道にアクセスできる観光ステーションに生まれ変わり、この老いた見張り所は新たな使命を得たのです。

通過する列車をカメラにおさめたいなら、列車の運行時間に注意しましょう。先頭車両を撮影するには、台東駅から鹿野駅か関山駅へ向かう列車（北上列車）の時刻をお調べください。列車によって走行速度は違いますが、台東駅から見張り所までは、およそ8~15分です。台東駅を発車する時間を調べ、発車の5分ほど後にはスタンバイしておけば、撮り逃しなく絶好のショットを撮影することができます。

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